雇用調整.com TOP > 週刊「雇用問題HOTマガジン」 > 週刊 雇用HOTマガジン > 週刊 雇用HOTマガジン【第94号】
☆「震災による影響あり」9割超
☆被災地外への転出者、1年後に4万人以上
☆それで「労働者」なのか:最高裁
110418・・・第94号
…東商アンケート調査…
(1)東京商工会議所は14日、会員企業を対象に実施した「東日本大震災アンケート調査」の結果を発表した。
(2)今回の震災により、何らかの影響を受けていると回答した企業が全体の9割以上(92.7%)にのぼっている。
(3)影響の内容としては、「売上・来店者数等の営業状況」78.2%、「原材料・資材・商品等の調達」59.6%などが挙がっている。
詳しくは、
http://www.tokyo-cci.or.jp/kaito/chosa/2011/230414.html
東京商工会議所 4/14
<ここから感じたこと>
(1)震災だけじゃあないでしょ。
(2)例の「無計画停電」だって、相当な影響があるでしょ。
(3)東商って東電に遠慮しているんじゃあないの?
…震災の雇用への影響推計…
(1)野村総合研究所は8日、第4回提言「震災による雇用への影響と今後の雇用確保・創出の考え方」をホームページに掲載した。
(2)被災時点での被災地域の従業者数を77万人3,000人と想定した上で、震災による産業構造の変化により、震災1年後に従前の職を維持できる従業者数は71万4,000人としている。
(3)更に、被災地域内で転職を余儀なくされる従業者数1万6,000人、職を失い地域外への転出を余儀なくされる従業数者は4万4,000人と推計している。
詳しくは、
http://www.nri.co.jp/news/2011/110408_2.html
野村総研 4/8
<ここから気がついたこと>
(1)この調査の推計って「甘く」はないですか?
(2)1年後にこんなにも地元で就職できるなんて、おかしくないですか?
(3)もうちょっと実務に「根づいた」数字を出してくださいね。
(4)頭の良い人間が「頭の中」だけで、考えないでください。
…業務委託の契約にメスが入る…
(1)業務委託などの契約を結んで仕事をしている個人が、労働組合法上の労働者に当たるかどうかが争われた訴訟2件の上告審判決が12日、最高裁第3小法廷であった。
(2)那須弘平裁判長はいずれも「労働者に当たる」との判断を示した。
(3)業務の実態に応じて労働者性を認定した。派遣や請負といった形態での働き手の確保に影響がありそうだ。
詳しくは、
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/hanrei/20110415.htm
▽平成21(行ヒ)473 不当労働行為救済命令取消請求事件/裁判判例情報
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81243&hanreiKbn=02
▽平成21(行ヒ)226 不当労働行為救済命令取消請求事件/裁判判例情報
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81241&hanreiKbn=02
▽連合談話
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/danwa/2011/20110412_1302608852.html
▽全労連談話
http://www.zenroren.gr.jp/jp/opinion/2011/opinion110413_01.html
共同通信 4/12
<ここから感じたこと>
(1)「雇用」となると、使用者に相当な義務や責任が発生するので、雇用契約でなく業務委託契約をする会社は多い。
(2)しかし、業務委託契約なんかは「紙」だけで「済む」話ではない。
(3)勤務の「実態」が、すべてなのである
(4)安易な業務委託契約は、ヤメにしたほうがいい。